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言語の壁は、5年後にはなくなる?ってホント?

プロファードネットワークスという、AI技術に特化した事業のベンチャー企業のCEO、西川徹氏の放ったコトバ。

言語の壁は、5年後にはなくなると思います。言語処理の技術で。

ま、5年後というのはちょっと大げさだと思うが、ある意味真実に引かいものがある。

ほんのちょっと前までは、アホみたいな翻訳しかできなかった翻訳ソフトしかなかったのが、先日AIを取り入れた翻訳ソフトを使ってみる機会があったのだが、結構良い線いってる訳を、あっという間に出してくれた

使っていたオジサン曰く、

TOEIC900点レベルの英語に訳してくれる

ソフトだそうで、まあ、各文章、少しずつブラッシュアップして、徹底的に意味を取り違えている文章がA4の頁に3-4個出てきている、くらいだった。

ま、これがどんどん改良されていけば、翻訳家もお払い箱だなぁと感じたソフトであったが、西川社長のコトバでこれを思い出した。

確かに、近い将来、AIソフトなるものを間に入れて、コミュニケーションがフツーに取れる時代がやってくるんだと思う。

だが、それは、イコール言語の壁がなくなることなのだろうか

同じ日本語を話す人とでも、これだけコミュニケーションを取るのが難しいと感じることが多いのに?

私は、逆に、異なる言語の人間の間の会話ができればできるほど、「見えない言語の壁」、つまりお互いの気持ちを慮るスキルが足りないことから意思疎通ができないリスクは高まってくると思うのだが。

「文化の相互理解」や「正確な相手の気持ちを推し量った上でのコミュニケーション」は、AIを通してでも、できるようになるのだろうか。

そう考えるところが、古い人間?

じゃあ、今後の世の中に乞うご期待♪