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逃げ恥婚した2人には、幸せになってもらいたいですね

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

逃げ恥婚した二人のニュースが、アジア中で話題になってます。

今日は、その記事から:

Gen Hoshino and Yui Aragaki, stars of contract marriage TV show, to wed for real

タイトル:

Gen Hoshino and Yui Aragaki, stars of contract marriage TV show, to wed for real(=星野源と新垣結衣、契約結婚のTV番組の二人が、ホントに結婚しちゃった)

contract marriage = 契約結婚
to wed = 結婚する
for real = リアルに、本当に

「結婚する」って”get married“だけじゃないんだ~と思った方、偉い。

はい、ご名答。”get married“だけじゃないです。

短くしたいときは、to wedが主流。特にヒトの名前が入ったタイトルは長くなるきらいがあるため、そういうときは他の単語をできるだけ短く、が英語の基本原則です。

日本では、「逃げ恥、逃げ恥」と呼ばれていますが、海外では「契約結婚番組」って言われているの、知ってました?おぉ~って感じがしませんか?それくらい、「結婚」に重きを置いたアジアの文化に、風を通したんです、この番組。

未だに「結婚」が立派で、人生必ずやったらいいこと、やっていないことがちょっと恥ずかしいこと、という考えがありがちなのは、日本だけではない

そこで、ムズキュン、コメディータッチ、新垣結衣ちゃん可愛い、というイメージばかりが、日本では先行していますが、この既存の文化に風穴を開けて新しい考え方を紹介したという見方が、日本にももうちょっと広まってほしいと思います。

記事の中から:

新しい考え方①:結婚

That story spoke to the dilemma of Japanese society, where people are increasingly holding off on marriage and children, resulting in one of the lowest birth rates in the world.(=この話は、結婚や出産を控える人が増え、世界で最も低い出生率の一つとなっている日本社会のジレンマを物語っています。)

新しい考え方②:男女不平等な社会

The show, based on a “manga” comic, also highlighted the perennial gender inequalities of Japan. The heroine has a university degree but loses her job and, without better opportunities, decides to work as a housekeeper. The relationship that develops is a comfortable mutual respect, devoid of fiery eroticism.(=「漫画」の漫画に基づいたこの番組では、日本の長年にわたる男女不平等にも焦点が当てられた。ヒロインは大学の学位を持っているが、仕事を失い、よりよい機会がないまま家政婦として働くことを決意する。発展する関係は快適な相互尊重であり、激しいエロティシズムはない。)

真正面から語る、男女平等や結婚は、重いトピックと感じるヒトでも、こういうドラマの形で語られると、みんななるほど~と感じてもいいのではないでしょうか。これを単なる「ムズキュン」「ラブコメディー」で終わらせないかどうか、が、日本の今後を左右すると、(大げさではなく)思った私です。