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海外ではパラリンピックのことがどう報道されているか?そこから分かる、日本への視線を感じてみましょう

オリンピックに続き、パラリンピックが始まりました。

本日は、この時間までnoteを書くのが遅れてしまいました。

理由は、海外メディアが書いているパラリンピックの紹介できる良い記事がなかなか見つからなかったからです。

それくらい、海外メディアのパラリンピックへの注目度が低い証拠です。

例えば、この記事を見てください:

①特定の選手の説明しかされておらず、パラリンピック全体のコメントがありません:

As Paralympics get underway in Tokyo, here are five U.S. Paralympians to watch

②こちらでは、記事の半分以上が、パラリンピックではなく、いかにそれを開催している東京で、コロナ感染が広がっているかという内容です:

Paralympics open in empty stadium just like Olympics

③日本の共同通信の記事でも、こんな感じです:

Tokyo Paralympics open with safety concerns amid COVID surge

開会式の説明がされてはいるものの、記事のタイトル自体が、

Tokyo Paralympics open with safety concerns amid COVID surge(=コロナ急増で安全性が懸念される東京パラリンピックが始まる)

となっています。

パラリンピックを上手く運営したり、感染拡大から隔離したり責任をもって成功に導くことも大切ですが、世界からどういう目を向けられているか、それを考えてみることも大切かと思うのです。

批判の目が高まっているより、関心が全く払われない、ニュースの対象にさえなっていない、ということの重要性を改めて考えていただきたいと思います。