作成者別アーカイブ: Asuka Sato

海外と日本で大きく違いが出るところは銀行なのです!

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

海外には預金通帳がありません。

日本でも、ネットバンクには通帳がありませんが、管理コストが減るため、メリットも注目されている昨今。

日本の「銀行」システムを、海外の人から見た視点は、こちらからも読むことができます:

The Language of Banking in Japan

「銀行」という場所は、海外と日本の文化の違いが、もっとも凝縮されて出てくる場所です。

それはなぜか?

お金というみんなが関心あるもの、そのものを扱う場所だからです。

だから、通帳がないだけではなく、他にも「これは日本だけだな~」ということがたくさんあります。

例えば、エンドレスにハンコを書類に押さないと、そもそも口座も開設できないこと。

サイン一つで、口座開設でものの30分くらいですぐできちゃう海外と違って、海外の人は迷うところが多いです。

私も、日本に住みだした、日本語を話せない同僚に、よく頼まれました。

すみません、銀行の人とお話してください。なんて言ってるか、分かりません

ごめん、どうしても、なにを言っているのか、わからないので、電話に出てもらえますか

電話で応対すると、

いや、大したことないんですけど・・

と言って説明してもらうのですが、本当に大したことない内容であることがほとんどでした(笑)。

そんな大したことないことで、電話して不安をあおったり、ハンコを作らされたり、いやまったく、外国から来日する人も大変ねぇと思います。

先日住所変更で銀行を訪れましたが、住所変更、電話番号変更、身分証明書、〇〇書、〇〇書、・・・と永遠とハンコを押す書類が出てきて、ビックリしました。

ハンコの文化、ハンコ産業で食っている人がたくさんいるから、止めることができないんです、という説明をテレビで聞いたことがありますが、そう言われてもねぇ。

他に利益を生む産業にシフトしないと、ますます日本経済全体が停滞するのでは?と、銀行に行くたびに思ってしまうのは私だけでしょうか。

『ウサギと亀』を一歩離れて見ることから分かる、必殺の勉強方法

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

言わずと知れた、『うさぎと亀』です。

ウサギは油断して昼寝をしてしまった。カメはコツコツと歩みを進めて、ウサギを追い抜いてしまった。

これの教訓は何でしょう?

寝たら(=怠けたら)ダメ

亀のように頑張ってコツコツと?

常に努力すること?

いえいえ、そんな単純な話ではありません。

その結論にすると、日本人らしき結論になってしまい、「頑張ればいいんだ!」で終わります

努力や精神論を振りかざすのは、もう止めましょう。

なぜウサギは、途中で寝たのか?

対戦相手の亀に気をとられていたからです

敵のことばかり考えていたらゴールを見失ってしまったわけです。

つまり:

周りに気を取られていると、ゴールを見失います。

でも、ここで大切なのは、亀に気をとられていなかったらウサギは勝っていた、ということです。

だから、不要なものに気を取られなければ良いのです。

気を取られない一番の対抗策はなんでしょうか?

実は、やる気も、熱意も、モチベーションも、勝てないものがあります。

それは:

習慣

です。

習慣は、どんなプラスの気持ちにも勝てないのです。

つまり:

継続に必要なことは、モチベーションより、習慣化

ということなのです。

勉強の習慣化、やってみましょー

Financeという一つから、単語力を広げる方法を考えよう。これは、TOEIC試験上達の近道です!

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

本日は、「Finance」という概念を改めて考えてみたいと思います。

単語一つから、名詞・動詞・形容詞・副詞すべて、学ぶことができます。

例えば:

Finance = 金融

という訳です。でも、fin-という接頭語は、お金にまつわるコトバを指します。これを単純に動詞にすると、

to finance = 融資する、(もっているお金で)やりくりする

という意味になります。

例えば、こんな感じです:

例文:

I financed a car for my boyfriend.(=私は、彼氏のために車の融資をしてあげた。)

なんともポンコツな彼氏を想像してしまいますが・・w

このfinanceを形容詞にすると、financialというお金に関する形容詞が出来上がります。なにも「金融の」「融資の」なんて考えていいのです。

financial = 金融の、融資の、お金にまつわる

例えば:

financial information = 財務の情報、財務の状況
例)The company gave me its financial information.(=企業は、私に財務状況を教えてくれた。)

になりますし、

financial problems = お金の問題
例)She always has financial problems so she cannot borrow money from a bank.(=彼女はいつもお金の問題を抱えていて、銀行からお金を借りることができないでいる。)

となりますし、

financial matters = お金の事柄、お金にまつわる事柄
例)I do not know anything about financial matters, so please ask my husband about them.(=お金に関することはなにも分からないので、夫に訊いてください。)

となるわけです。このfinancialという単語、頻繁に使われる、便利なコトバです。TOEICなどの試験でもよく出題されますよ。

今度は、これを単純にfinanciallyと副詞にしてみましょう。

financially = お金に関しては、金融については

極端に言えば、先ほどの形容詞で使った文章をすべて変形させると文章ができます。でもただ単に変形させるだけでは、ボキャブラリが広がらないので、少し内容も変えてみましょう。こんな感じです:

例)
The companies told me it is very healthy financially.(=会社は、財務的にとてもヘルシー(=健全な)であると私に教えてくれた。)

She is very problematic financially, so she cannot borrow money from any bank.(=彼女は財務的にとても問題を抱えているため、どこの銀行からもお金を借りることができません。)

My husband will tell you that my family is stable financially.(=私の夫は、私の家族が財務的にとても安定していると言ってくれるでしょう。)

こんな感じです。

financially とGoogle検索すれば、例文はいくらでも出てきます。

皆さんも一つの単語を覚えたら、

finance = 金融

とだけで終わらせるのではなく、必ず品詞を複数回変えてみて、それぞれ文章を作ってみましょう。

そうすることで、fin-の関連のコトバが出てきたら、「あ、この文章は意味が不明だけど、fin-だからなにかお金の関係の話だな!」と想像することができます。

想像できるとかなりの確率で、試験問題は正解を選択できます。☛これ、ホント。

皆さんも、ぜひトライしてみてください。

雨の日が続いていますが、皆さんは何をして過ごしますか?

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

雨ばかり降る毎日が続きます。

熱海の土石流の映像が流れるたびに、心が痛みます。

また、九州豪雨から一年経過し、未だ3700人という大勢の人が仮住まいであることを考えると、まだまだ傷は癒えていません。

どちらの水害でも、亡くなった方が多く出てしまいました。

亡くなった人に関連する行事には、海外では、funeralmemorial serviceの2種類があります。

この2つの違い、ご存じですか。

funeral = 葬式
memorial service = 追悼式

亡くなった方の体が残っているとき行われるのが前者、残っておらず知人・親族だけで執り行われるのが後者です。

ですが、この2つ、共通点があります。それは、開かれる目的です:

目的①死者に敬意を払うこと

災害に遭って亡くなってしまったという事実は無念極まりないけど、その災害に遭ってしまった人たちをただ「亡くなった人」と思わず、ちゃんと生身の人間で敬意をもって接する対象の人たちだったと考えることです:

こういうふうに説明すると、すごく難しく聞こえますが、英語では:

What Happens During a Moment of Silence?

to pay respect for the dead = 死者に敬意を払う

ということになります。宗教が・・・とか、死んだ後はどうなる・・・とかそういうことは一旦置いておいて、起きてしまった事実とそれに影響を受けてしまった人たちのために一定の「moment of silence = 沈黙のモーメント」を設けること、これが目的です。

目的②生き残った人たちのために行われる

Memorial Service vs. Funeral: What’s the Difference?

help you get closure = 生きている人たちの気持ち・感情に終止符を打つ

ということです。

つまり、生き残った人たちは、この悲しみをみんなで頑張って乗り越えようという思いを一つにすることが目的なのです。

昔から、水害を含めあらゆる自然災害に見舞われてきた日本。

多くの涙を経験してきましたが、今後は温暖化でより一層厳しい自然災害が増えていくことでしょう。

私たちは、「日本」「海外」といった区分ではなく、もはや全球的な規模で、物事を考える時代にいるのかもしれません。

転職ストーリー⑩ここからの、転職繰り返しの人生、そして今は・・・

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

帰国子女という立場で、日本に帰ってきてから就職して、とんでもないことになったというストーリーをご紹介します。

今現在就職活動をしているヒトに、少しでも参考になれば幸いです。

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前回は、どうやって自分を分析するかの方法についてお話をしました:

前回のお話は、コチラ

自己分析した私は、アパレルメーカーの経営企画に晴れて転職しました。

純粋に、とても楽しかったです。1年7か月滞在しました。

社長ともいつも話せたし、財務は勉強できたし、自社ブランドの買い物は社割で(=ほぼタダ同然で)買えたし。今から死ぬまでショッピングしなくてよいくらい服と靴とバッグを購入しました。

でもやっぱりいろんな企業を見てみたいという気持ちは消えなかった。

なぜかって?だって、やっぱり社長のやり方、経営方針、見てたら、「私だったらこうするのにな~」って思っちゃうんですもの。

ま、それを我慢して、言われたことをやってるのが従業員。

だから、本当に他の企業でもこんなことやってるのかな?と思い出すと、動きたくなってしまうのが、私なんです。

それで、前回のお話に合ったような、自己分析は必ず行いました。

そのたびに、別の興味が沸いた企業に応募してみて。

そして面接したら受かってしまって。

そして1年間くらい働いて。

また別の場所に転職して。

同じようなことを3~4回体験したでしょうか。

どれも、私が希望した会社、希望した部署で、失敗することなく、書類・面接なんなく通りました。

しかも、どれも異なる業界でした。

どれも外資系でした。

※ちなみに、同じ「外資系」といっても中身は様々です。実際の働く環境は、働いてみないと分かりません。実際に籍を入れて結婚生活してみないと相手のことがよく分からないのと一緒ですね。でも、一度結婚するとなかなか離れることができないのと違って、転職はすぐできますからね。皆さんも、この会社は自分に合ってない!と思ったら、勇気をもって転職活動始めていいんですよ。どうも、みんな一つの会社にしがみつきです。

そんなことしたらどんどん給料も地位も下がっていくって?だから、下がらないように自己分析するんです。転職して給料が下がるのが怖いんだったら、まずエージェントに登録してみましょう。彼らは自己分析のプロですから、一から教えてくれますよ。自己分析するだけで、たとえ最終的に転職しなくても、自分のことがよくわかり、社内で昇進すること、よくあるんです。ウソじゃないですよ、試してみてください。

結局、その後どうしたかって?最後は、はい、私もさすがに疲れましたw

そして、フリーになりました。

そしたら、経営方針も仕事の量も好きなだけ自分で決めることができるフリーが結局自分に一番合っているという結論に落ち着いたわけです。

皆さんも、今自分が居る場所が、本当に自分にフィットしている業界か職種か、自信をもって「はい」と言えますか?言えないなら、自己分析、今日からやってみましょう。

きっと、自分の知らなかったことに気づくはずです。

転職ストーリー⑨さて、次の会社を選んだワケは・・・

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

帰国子女という立場で、日本に帰ってきてから就職して、とんでもないことになったというストーリーをご紹介します。

今現在就職活動をしているヒトに、少しでも参考になれば幸いです。

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前回は、転職するのに必要な「準備」についてお話をしました:

前回の話は、コチラ

これまでのストーリーを読んでくださった方は、私が何度も「書類応募・面接」というプロセスを経てきたことがお分かりになったと思います。

その後、直近の外資系の企業で8年勤めあげた私ですが、その8年間のあいだ、毎年スキルの「棚卸」はしてきました。

※棚卸作業については、前回のストーリーを読んでくださいね。

それをもとに、本当に行ってみたかった企業三つに応募して、その中でも面接で感じが良くて、行きたい!と思ったところになんと、一発目で採用されたのです!

実は、アパレルの会社での財務のお仕事でした。

なぜ、その企業に入ってみたかったかというと、自分のこれまでの棚卸作業から自分の強み・弱み・希望・今後のキャリア展望といったものを、すべてまとめていたからでした:

こんな感じでまとめました。

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希望:

①ずっと金融の世界にいた私は、これまで企業を外からしか眺めていなかったので、中に入ってみたいと思っていたこと。

②単純にアパレルがスキだったこと。

強み:

③英語を使える仕事。できれば何かを教える仕事が得意。

④日本人と英語スピーカーの間の調整役のような仕事がスキで得意。

⑤マニュアルの作成など、作業の標準化が得意。

弱み:

⑥でも、見知らぬ人と話すのは苦手、電話は苦手、だから、会社の外と密に接するような、営業やカスタマーサポートはムリ。

⑦一人でずっとこもって行う仕事はムリ。だけど、大勢でチームとして働くのもムリ。4-5人で綿密な作業ならOK。

⑧8年間今の会社で働く間に、会計士の資格を取得したので、財務の仕事がしたかったこと。

今後のキャリア展望:

⑨会計士の資格で取得した知識に積み上げていけるキャリアが欲しい

⑩英語だけが強みだと他の従業員より優位に立てないから、会計の資格を使って、二つだれにも負けない、というキャリアを確立したい

********

これだけ、具体的に書くんです。

逆に言うと、「英語を使う仕事」みたいなまとめ方では、ダメです。

全然ダメです。

「どんな」英語の仕事がいいのか、話す仕事、書く仕事、まとめる仕事、交渉する仕事、いろいろあります。「話す仕事」一つを取ってみても、どんな人とどれくらいの頻度で、どんな内容を話すかによっても変わってくるんです。たとえば、話す仕事と書く仕事でマトリックスを描くとこうなります:

画像1

青は、それぞれのボックスで極端な例を自分で適当に入れました。そして、自分がこれまでやってきたものが、赤です。これらをもとに、自分がどのゾーンにいると、一番心地よいかを改めて考えてください。

このX軸とY軸は、まったく違うものでもOKです。例えば、

私の場合、やや右上でした。だから、「経営企画」という畑に行ったのです。☛財務部と言われることもありますが、要は今期の売上や利益を見て、「なぜ」そうなったのかを分析して、来期の売上の目標を立てる部署です。

このマトリックスの中で、自分がどこに位置するか、毎年変わります。季節によっても、その日の気分によっても変わるんです。

だから、定期的にレビューして、「自分は大体ここらへんかな」というあたりをつけるのは、とても大切です。

晴れて、アパレルメーカーの経営企画に転職できた、私。

さて、ここでの経験は・・・?それは、また次回。

転職ストーリー⑧外資系と言っても・・・?転職するのに必要な「準備」とは

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

帰国子女という立場で、日本に帰ってきてから就職して、とんでもないことになったというストーリーをご紹介します。

今現在就職活動をしているヒトに、少しでも参考になれば幸いです。

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前回は、外資系と日系企業の根本的な違いをお話しました:

前回の話は、コチラ

自分の入った会社に満足しながらも、なぜ8年後には辞めたのか?

先日もお話したように、仕事なんて半年すればイヤでも慣れます。

「外資系」と言っても、いわゆる「ヒドい」上司は多いです。

この同じ会社の中でも、数回部署異動をしました。

上司は外国人で、同僚と英語で話し、海外支社の人とPCを見ながら交渉する・・そんな光景を想像しているヒトも多いと思いますが、これは違います。

日本人の上司がいて、日本人の顧客からのクレームに対応し、日本人の同僚と仕事する・・日系企業と同じなのです。違うのはハコだけです。

だから、外資系の方が日系企業より、給料や福利厚生は質が高いかもしれませんが、それ以外は同じ。

そんな幻想を抱いて外資系にくる人が幻滅を感じるのを何度も目にしてきました。

だから、一通りいろんな部署を回って思ったのです。

違う会社へ飛び立つときだ。
なにか新しいことをしてみたい。

その会社がヒドい、良くなかった、不満があった、という理由で辞めたわけではない、最初の会社になりました。

でも、マイナスの理由だけが、転職の動機付けではないということなんです。

それまで、私は毎年、自分のスキルや年収の「棚卸」をしていました。

棚卸(たなおろし)=期末に残っている商品や製品などの在庫がいくつあるかかぞえ、金額がどれだけあるかを計算すること

毎年、これをしていて、思ったのは、自分には相当いろんなスキルが積み上がってきたなということ。

これらのスキルを活かして、自分には他になにができるのか、自分がどこまで耐えられるか、を試してみたかったのです。

皆さんも、是非自分のスキルや経験値の定期的な「棚卸」を実施してくださいね。

転職ストーリー⑦外資系と日系企業の根本的な違いについて

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

帰国子女という立場で、日本に帰ってきてから就職して、とんでもないことになったというストーリーをご紹介します。

今現在就職活動をしているヒトに、少しでも参考になれば幸いです。

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前回は、「落ちてもいいや」の精神で面接を受けたニュース配信会社に転職したお話をしました:

前回のお話は、コチラ

さ、ここで、スグ・リン子はやっとまともな職場にありつくことができます。一応年収も安定していましたし、仕事も楽しかったからです。

「さすが、外資」と思わざるを得ないくらい、これまでの日系企業とも異なりました。福利厚生がスゴかったからです。

ジュースやお菓子は食べ飲み放題、年金は確定給付型年金*、メガネは毎年数万円の補助有給休暇ほぼ100%消化、いや、日本の企業は外資系にかなうわけないよな~とここで感じてしまいました。

二度と日系企業には入らないと固く自分に誓いました。

*確定給付型年金:企業年金には、「①確定給付型年金」と「②確定拠出型年金」の2種類があります。「①給付(企業が従業員退職後に支払う年金)が確定しているか」、「②拠出(企業が年金基金に拠出する金額)が確定しているか」、のいずれか。①給付は支払う金額が決まっているので、運用成績がどれだけ上下しても企業が責任をもって給付してくれる、のに対して、②拠出は支払う金額だけが決まっているので、運用成績が悪ければ悪いほど従業員に支払われる金額が減っていきます。中身を考えると②より①のほうが従業員にとってはうれしい制度なのは分かりますか

女性に優しい職場とか、子育てしやすい、とか、男性も育休とか、いろいろ日本の政府もやってるみたいですけど、本当にそういうのを追求しようと思ってるんだったら、外資系を見習ったほうがいいです。

その基準に劣る福利厚生しか提供できない日系企業で、女性へのセクハラや子育て助成、男性の育休とかそういったものが、可能になるはずがありません

なぜかって?

だって、そういうことは、人間が余裕があって、初めて実現可能なことだからです。

会社の福利や給料に余裕がない状態で、女性の地位向上とか、子育て・介護支援とか、まず無理なんです。

男性にも女性にも初めから100%同額の給料を支払う。福利もしっかり提供する。有給休暇も100%消化を取るのが「当たり前」、こういう状況が前提として存在して初めて、子育てする人、介護する人、弱い立場の人に、みんなが優しくなれるんです。

日本の企業はこういった「前提」をなぜ作り出さないのか?

そういう体質(経営状況や経営成績も含めて)が無理ということなら、根本的に日本社会全体を変えないと、個々の日本企業に「従業員に優しい職場づくり」を求めることはムリがあります

こんなに日本は経済大国になったのに、従業員の福利厚生では、外資系の足元にも及ばないなんて。

日本人が、「給料なら、福利厚生なら、働きやすい職場なら、外資系じゃなくて日系企業だよね」と自信をもって言えるような環境ではない、日本。

経済大国世界第2位?ウソでしょ。

と思わされたのが、この職場でした。

ここで、スグ・リン子は、8年を過ごすことになります。

あ、もちろん、ヒドイ上司はいましたよ。外資系なのに、英語が話せない上司。普通にセクハラもどきのコメントをする上司。みんな日本人の男性でしたけどw

ですが、上記の理由でとても働きやすかったこと、そしてそもそも一定期間同じ職場にいた経験がなかったこと、それらの理由で、とりあえず、この会社に少し居座ろうということになったのでした。

ではなぜ、また会社を去ることになったのか?それは、また次回。

転職ストーリー⑥いきなり外資系へ転職できたワケ

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

帰国子女という立場で、日本に帰ってきてから就職して、とんでもないことになったというストーリーをご紹介します。

今現在就職活動をしているヒトに、少しでも参考になれば幸いです。

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前回は、やっと見つけた就職先が買収されたというお話をしました:

前回のお話は、コチラ

まあ、明日をも知れないポジションで働くのも何だかなーと思い、ちょっとどこかに応募してみるか、という気になったのでした。

でも、新聞の求人広告を見るのも、どこかのエージェントに登録するのも、派遣会社に行くのも、メンドクサイなーと思ってしまった私。

そこで、ちょっと個人的に気になっていた、経済ニュース配信の外資系の会社(→よくニュースで出てきていた、というのと、なんだか、カッコいい会社だな~というイメージがあったのでした)に、ホームページから直接応募しました。

ね?何十通も応募して落ちてきた私が、直接会社のホームページから応募するなんて、大胆ですよね

もうこの頃には、なんでもいいや、と思っていたんです。

ダメモト」という気分もありましたし、どうせ応募して落ちるんなら、自分で働いてみたいと思った会社に応募してみよう、と。

転職エージェントとか、派遣会社とか、仲介業者を使ってまどろっこしいプロセスは時間がかかりますし。

どうせ、なにも返事も来ないだろうと思っていたら、先方からすぐに連絡がきて、会社を午後休にして、面接してもらえることになったのでした!

面接は・・・

いやー、なんて答えたらいいのやら、っていう質問がずっと続きましたが、これもまた、「どうせ落ちるんだし」という気合で、突拍子もない返答を繰り返すこと、3時間。そしたら、5分待たされて、即採用

いや、外資系はさすが、決断が速い!と思いました。

スグ・リン子、大学卒業後5年経過して、やっと安定した企業のちゃんとした(?)正社員になれたのでした。

今日の教訓:

「どうせ落ちるんだし」という気分で、諦めたらダメ。でも、その気分で、大胆なことをやってみると、案外上手くいく。例えば、自分の行きたい会社のホームページから直接応募する、とか。面接の質問に、想定問答集に書いていないような突拍子もない返答をする、とか。

あれやこれや、と就職活動で迷っている時間があれば、皆さんも自分なりの「突拍子もないこと」を繰り返してみましょう。やってみて、なにか減るもんじゃないので。

次回は、外資系と日系企業の根本的な違いについて、お話します。

転職ストーリー⑤安定した雇用に就けると思ったのも、つかの間・・

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

帰国子女という立場で、日本に帰ってきてから就職して、とんでもないことになったというストーリーをご紹介します。

今現在就職活動をしているヒトに、少しでも参考になれば幸いです。

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前回は、やっと証券会社での翻訳の仕事にありつけたお話をしました:

前回のお話は、コチラ

一年もすると、仕事なんて慣れます。

仕事は、楽しかったです。そりゃあ、元々英語の仕事は苦ではない。単純作業も嫌いではない。金融の仕事も観察できて、楽しかった、あぁ、このままここで働けるかなーと考えていた矢先。

派遣先の証券会社が直雇用をしたいと言ってきたのです!

お!ついに、私も認められたのか!と喜びました。

なんのこったあ、ない。今考えれば、その当時は、「派遣期間が長くなれば、できるだけ直雇用に切り替えましょう」運動が盛んに行われていた時期でした。

そのため、一年経過するタイミングで、派遣から契約社員に切り替えるというのが通例だったのでした。

でも、この出来事に私が喜んだのは、言うまでもありません。

私もこれで安定した雇用に就けるのかしら・・・ゆくゆくは、正社員かなぁ~とほくそ笑んでいたころ。

ある日の朝、母親にたたき起こされました。

「ねーねー、これ見て!」

新聞の朝刊一面に載っている記事。

それは、私の派遣されている証券会社が他のデカい証券会社に買収されたというニュースでした。

その日会社に行くと、昨日までとは打って変わって殺伐とした雰囲気に変わっておりました。。

そのフロアにいる20-30人が、誰一人として仕事をせず、一斉に転職先を探している状況でした。

そんな状況、経験したことありますか?

証券会社が他の大きい証券会社に食われる(=買収される)とき、通常は、同じ機能を持つ部署はなくなります。「合併」という名の首切りですね・・

当然のことながら、私の所属していた企業調査部も、買収した企業に同じ部署があったため、合併後は「なくなる」という前提で、みんなが仕事探しを始めていたのでした・・

私が働いていた証券会社も、元々は、A社とB社、C社の合併で設立された会社です。そのため、働いていた当時から、

「同じ仕事をやっているのに、A社からきた社員が一番給与をもらってる!」

「A社がB社より、合併前はランキングが上だったから、一番偉そうにしてる!」

「元A社の社員だからって、人事に優遇してもらってズルい!」

みたいな話をよく聞かされていましたが、これが、今回の合併後もまた繰り広げられるのかーと思うと、胸がつぶれる思いでした。

この合併話。ニュースになるまで社員にも一切オフレコだったそうです。

しかも、近日中にイギリスの支社をオープンさせる予定でした。

そのイギリスの支社にダンナが派遣されるため、仕事を辞めて専業主婦になった奥様までいたそうです。そしてイギリスに明日行くという日に、このニュースがオープンになった、そんな酷いニュースだったのです。

いやはや・・・ここまでくると、私が感じたことはただ一つ:

会社を信じてはいけない

これだけです。持つべきものは、自分のスキル、これだけにかぎることを強く痛感しました。

ここで、正社員だとアタフタしたんだろうけど、まだ派遣社員だったため、そこまでアタフタせず、なんとなく他人事として見てしまいました。

「派遣・契約・正社員」という雇用ステータスは、なんにもキャリアとは関係ないな~

と思って横で見てました。

ま、これまで散々仕事がなくて苦しんだ分、みんなも苦しめ!というイジワルな目で見ていたところもあったのかもしれません。

教訓:

面接ではよく聞かれると思うんです。「ここのキャリアは、なぜ正社員じゃなくて派遣だったんですか?」とか、「契約でずっと働かれて、正社員の職はなかったんですか?」とか。

確かに履歴書をくまなく確認するイヤな面接官はいます。正社員以外の期間は職歴として見なさないと、言うする人もいます。

でも、私から言わせれば、この一言です。

そんなの、くそくらえ

失礼なコトバで、すみません。

でも、本当なんです。正社員じゃないからちゃんとした職歴じゃないとか、正社員より劣った仕事をしているとか、

全然(もう一度言います、全然)考えなくて良いんです。

それでは、ここで、私が、どういう行動に出たかというと・・・それは、次回。