作成者別アーカイブ: Asuka Sato

英語を上手に話せない人には、3つの理由がある!この3つを認識するところから始めましょう

「英語」にアレルギーを感じている人が、日本にはあまりにも多いです。

そりゃあ、学校で何年も何年も勉強したのに、日常会話すら満足に続かないようでは、嫌いになるのも当然だと思います。

でも、そんな英語アレルギーをなくすために、まずなぜそもそも英語が上手くならないかの根本的な理由を考えてみませんか?

これまで英語を教えてきた方々をたくさん観察しましたが、上手にならない人の特徴は下記の3つだけです:

①インプットの仕方を間違えている

これは感じている人も多いはず。中学と高校とあれだけ英語勉強に時間を費やし、入試のため、英文法を学び、膨大な英文を読み、嫌になるほど単語リストを暗記したのに、外国の人と話せない。これは、インプット=教育の仕方が間違っているとしか言いようがありません。

②アウトプットの仕方を間違えている

日本に外国の人が少ないからアウトプットするチャンスがないって?だから英語を話せないって?いやいや、そんなことはありません。アウトプットする場を設けていない教育も悪いですが、アウトプットありきの教育をせずに英語を話せるようになろうという魂胆そのものがあざといです。インプットとアウトプットのバランスが取れていないと、自然な英語習得は無理。

やっぱりどこかにアウトプットの要素は取り入れる必要があります。

③英語だけがエンドパーパスになっている

この最後の点を、一番強調したいです。

つまり、英語を話す!ということにあまりにも焦点を置きすぎています。

西洋の文化のベースとなるヨーロッパのアートについて語れない人が英語を話せるようになって、なにを語るのでしょうか。

西洋の文化に脈々と流れているキリスト教の教えや聖書も知らずに、どうやってハリウッド映画に感動できるのでしょうか。

アメリカで、少し前に黒人男性ジョージ・フロイドが白人の警察官に首をおさえつけられ死亡した事件のデモが起こりましたが、それを知らずにどうやってアメリカ人と会話するのでしょうか。

「英語人と会話できる」ということは、そういったニュースの背後に、アメリカの人種差別撤廃の長い歴史や、マーティン・ルーサー・キングの行った活動、差別を受けながら60年代の黒人たちがどのような気持ちでSummertimeの曲を聴いていたのか、を知っている、ということなのです。

この①+②+③、いずれかに思い当たるふしがある人、勉強スタイルをそろそろ変えてみませんか。

長文読解にすぐに使えるスキルを身につけよう!その②文章の流れをつかもう

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

長文読解に必要なスキル、それは:

文章の全体像をつかむことです。

本日は、長文というわけではないですが、一文だけご紹介します:

Bull markets are born on pessimism, grow on scepticism, mature on optimism, and die on euphoria.

bull“も、”pessimism“も、”scepticism“も、”mature“も、”optimism“も、全然分からな~い!と思った、そこの方。

落ち着いてください。

こうするとどうでしょうか:

Bull markets are born on 〇〇〇, grow on 〇〇〇, mature on 〇〇〇, and die on 〇〇〇.

ピンと来られた方、いらっしゃいますか。

すべての動詞が”bull markets“を説明しているんです。

こちらは、まず”bull markets”の説明:

Bull = 雄牛」です。雄牛なマーケットっていうのは、「(雄牛のように強い)市場、相場」という意味です。要は、株価が上がり気味になっている、イケイケの市場、という意味です。
bull marketの反対は、bear marketです。「Bear=熊」なんですが、熊があきらめて腕を振り下ろすところから「弱気の相場」になりました。

「強気の相場」は、

born on 〇〇〇
grow on 〇〇〇
mature on 〇〇〇, and
die on 〇〇〇.

と言っています。

少しでも分かる単語を拾ってみましょう。

I was born in Osaka.(=大阪で生まれた。)
grew up in Tokyo.(=東京で育った。)
He died in Tokyo.(=彼は東京で亡くなった。)

これくらいの文章なら、分かるはず。

つまり、「bull market=強気の相場」が人の一生に例えられています。

〇〇〇に入っている単語は?

pessimism
scepticism
optimism
euphoria

かなり難しい単語ですが、単語の一部から想像できるのでは?

pessimistic = ペッシミスティックな、悲観的な
sceptic = スケプティックな、懐疑的な、
optimistic = オプティミスティックな、楽観的な
euphoria = ユーフォリア、幸福感

できるだけ、カナカナにしてみたり、単語の一部から他に学んだことがある単語を想像したり、してみましょう。上記のカタカナ、実はすべて存在するカタカナ用語です。(グーグル検索してみてください。)

つまり:

「ヒトの人生に例えている」と分かれば、この文章の5割制覇できています。

あとは想像することでミッシング・ピースを埋めていく、長文はそんな作業の連続です。

(全訳)
Bull markets are born on pessimism, grow on scepticism, mature on optimism, and die on euphoria.
直訳:強気市場は悲観論の中で生まれ、懐疑論とともに成長し、楽観論のうちに成熟し、幸福感で息を引き取る。
意訳:強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく。

多くの投資家が悲観的な時は上昇相場の出発点で、先行きに警戒感があるうちは上昇する。先行きに楽観的になったときは相場が天井圏で、幸福感に浸っているうちに上昇相場が終了するという意味です。

アメリカの投資家John Templetonが、世界大戦が始まったときに、それまでずっと続いた低迷相場が終わると考え、上場株式のうち100株ずつ買い、巨万の富を築きました。そんな彼が、最後に語った名言です。

相場の変化に対して、自分なりの判断をして行動するのは危険であると説いたコトバです。

投資だけでなく、相場も、最初の単語から一つ一つ読まないで、全体を俯瞰して、サクサク読んでしまいましょう。

英語への「アレルギー」をなくす方法は?を、長年英会話を教えてきた帰国子女がお教えします。

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

「英語」にアレルギーを感じている人が、日本にはあまりにも多いです。

そりゃあ、学校で何年も何年も勉強したのに、日常会話すら満足に続かないようでは、嫌いになるのも当然だと思います。

私の母も、英語が大嫌いでした。

あれだけ、数学も国語も科学も、塾で教えてきた、頭の良い母が、英語だけは習得できませんでした。

私?

数学も国語も科学も、大嫌いでした。

なのに、英語だけは、なぜか大好きだったのです。

アレルギーってなんでしょう?

というのも、英語では、「英語にアレルギーがある」とは言いません。

まあ、”I am allergic to English.“と言っても通じるとは思いますが。

ある意味、ギャグとして、英語スピーカーにウケると思います。

アレルギーは、あくまでも、花粉とか、ピーナッツとか、そういう体質的なものだからです。

でも、体質的なものはしょうがないにせよ、英語へのアレルギーは、なぜ身についてしまったのでしょうか。

そもそも、英語を話したからと言って、じんましんが出るわけではありません。

しゃべりたくない!

通じなかったら、どうしよう!?

変な英語をしゃべって、英語下手って思われたら恥ずかしい!

こういう気分のことですよね?

とくに、3つ目の「恥ずかしい」は日本人にとても多い感情です。

恥ずかしい
笑われたくない
話せないってバレたくない

って思う人が、すごく多いです。

私みたいな帰国子女がいると、特にそう感じるらしいです。

実際に、上司に部屋に連れていかれて、言われたことがあります。

お前、俺の英語、ヘタだと思ってるだろぉ

な、な、なんと!

20も30も下の女性にそんなことをいう男性がいるなんて!

でも、本当に言われたんです。

そう言ってる時点で、自分の英語が下手って、公言してるようなもんですよぉぉ!

と、唇の先まで出かかりましたが、「いえいえ、そんなことありませんよ」と言っておきました。

それくらい、日本人(特になぜか、おっさん)の英語コンプレックスはすごいんです。

このとき、日本人の英語アレルギーを初めて体験した私です。

こういう

「恥」
「内と外」
「わびさび」

という概念が、文化にしみこんでいる日本では、英語を「ペラペラ」と話すことに自信がない、もしくは話せても自慢したくない、という勘定が勝ってしまうのかもしれません。

(実際、私も面倒くさいので、めったに日本人の前では、英語を話しません。)

皆さん、あれだけ学校で勉強したんですから、話せないわけないんです。(いいえ、本当に話せます、話し方を知らないだけなんです。)

だから、あとは、上に書いたようなマイナス感情をいかに取り除くか、というのが、アレルギーをなくすことと関係しています。

どうやって話せるようになるか、は他のnoteに書くとして、まずこの「アレルギー」は、皆さんの出来が悪い、能力がない、英語を話すキャパがない、など、皆さんの能力+スキル+脳みそとは、

まったく

関係ない、ということは銘記しておいてください。

もう一度、言います。

全く関係ありません。

長文読解にすぐに使えるスキルを身につけよう!その①略語に目を留めよう

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

「英語」にアレルギーを感じている人が、日本にはあまりにも多いです。

そりゃあ、学校で何年も何年も勉強したのに、日常会話すら満足にできないようでは、嫌いになるのも当然です。

でも、長文読解って意外と簡単なんです。

こんな長文、いかがでしょうか:

The great hope of the 1990s and 2000s was that the internet would be a force for openness and freedom. As Stewart Brand, a pioneer of online communities, put it: “Information wants to be free, because the cost of getting it out is getting lower and lower all the time.” It was not to be. Bad information often drove out good. Authoritarian states co-opted the technologies that were supposed to loosen their grip. Information was wielded as a weapon of war. Amid this disappointment one development offers cause for fresh hope: the emerging era of open-source intelligence (OSINT).
(Economist 8/10版)

「あぁ、もう嫌だ」と最初から投げだしてはダメ。

必ず、長文には何かとっかかりがあるものです。

よく” “をまず読め、というのを聞いたことがあります。

でも、それはあまりおススメしません。

上記にも” “がありますが、まず

Information wants to be free…”

となっていて、なんのことか分からず、脱落すると思うのです。

そこで、今回注目してほしいのが、

略語

です。

略語は、必ず (    ) で閉じられています。

今回の場合、

(OSINT)

です。

そして、ほとんどと言っていいくらい、略語の前後には、この略語が何なのか、スペルアウトされています。

今回の場合、この”(OSINT)”は、

open-source intelligence (OSINT)

であることが分かります。

オープンソース・インテリジェンス

ってなんでしょう?

最近、AIが流行ってますが、AIもアーティフィシャル・インテリジェンスなので、「インテリジェンス」は、オート(=自動化)させるコンピュータ関連のデータ・情報なんだな、と想像できます。

オープン」だから公開されているわけですが、「ソース」は「源」という意味です。つまり、源(=情報源)が公開されているデータのことです。

実は、一般に公開されている情報源からアクセスできるデータのことで、アメリカ政府は諜報活動に使ったりしています。諜報活動というと、スパイだ!007だ!となってしまいますが、まさにそうです。でも、公開されているため、なにもスパイが登場しなくても、一般の人でちょっとパソコンの知識があれば、なんでも調べられる、そういう時代になってきています。

OSINT (Open Source Intelligence) | セキュリティ用語集

つまり、上の長文は、そのような高度な公開情報について説明しているわけです。

英文では、この略語を説明する前に、ライターが言いたいことを、「:」で言う傾向があります。今回もまさにそうです:

Amid this disappointment one development offers cause for fresh hope: the emerging era of open-source intelligence (OSINT).

「:」のすぐ前に、”fresh hope”(=新鮮な希望)とあります。

少し不自然な日本語ではありますが、このライターさんがOSINTに対して悪感情を持っているわけではないことが、想像できると思います。

OSINTが出てきて、良い時代になったと言いたいのかな?と考えることができれば、この長文の5割は攻略できているのです。

この文章の最初に”amid this disappointment”(=この失望の中で)とあるため、そのすぐ前の文章は、ライターにとって失望させられる何かが続くと想像してください。

Bad information often drove out good. Authoritarian states co-opted the technologies that were supposed to loosen their grip. Information was wielded as a weapon of war.

Bad information“(=悪い情報)、”Authoritarian“(=オーソリティをふりかざす〇〇)、”weapon of war“(=戦争の武器)―すべて「失望」なんです。

OSINTとどう関係あるの?

そう思ってしまうかもしれません。でも、それでつまずいていては、長文読解できません。大事なのは、流れをつかむことです。

では、長文の一番最初に戻ってください。

The great hope of the 1990s and 2000s was that the internet would be a force for openness and freedom.

あれ?ここでは”great hope“(=素晴らしい希望)、”openness“(オープンなこと)、”freedom“(=自由)なんて言ってますね。

先ほどの、”Bad information“などと言った単語とは反する単語です。

データの公開、インターネットとか、サウンドの良いものが出てきたけど、結局、悪用されたりして、悪いことが起きた。それなのに、最近OSINTが出てきて、また良い世界になりつつある。

↑この流れがつかめば、あなたの長文読解も8割型完成です。

全訳です。上記で説明した単語は太字にしてみました。

こうやって見ると、流れは理解できていると思いませんか?

(全訳)
1990~2000年代にはインターネット世界を開放し、自由を推進するという期待があった。オンラインコミュニティーの先駆者であるスチュアート・ブランド氏は「情報発信コストは下がり続けるため、情報は自由に広がっていく」と予想した。現実は必ずしもそうはならなかった。悪い情報が良い情報を駆逐することも少なくない。独裁国家は自らの支配力を弱めるはずだったこのテクノロジーを権力強化に利用した。戦争では情報は武器として利用されてきた。こうした失望が重なるなかにあっても、公開されているデータを活用した情報分析活動は現代社会に新たな希望をもたらしつつある。

(日経新聞の記事https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74628900Z00C21A8TCR000/
より抜粋)

英語を何十年も教えてきた名物講師が教える、夏休みの間にできるとっておきの英語学習法とは?

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

夏休みの間に、がんばって英語を勉強する!

という鼻息を荒くする人を見かけます。

気合は多いに結構です。

でも、そう宣言をする学生が夏が終わるころに、

「たくさん、勉強したー」

と満面の笑みを浮かべている姿を見たことがありません。

「英語」なんて、一夏で制覇できるほどのものではないからです。

そんな目標を掲げたって、挫折するに決まってます。

ですが、英語がなんとなく攻略できる人がいることも事実です。

攻略には、それなりの秘訣があるのです。

秘訣は、なにか?

それは:

ゴールを細切れに設定し、具体化すること

ただ、それだけです。

例えば:

①英語を頑張る

↑こんなの全然ダメです。

②長文読解を頑張る

↑これも、全然大きすぎます。

③長文の組み立て方を考える

↑ゴールの内容が抽象的すぎて、どこから始めたら良いのか、不明です。

なんの長文?どういう組み立て方?と、より具体的に。

④ニュースの長文を、読んで10秒以内に内容が理解できるようにする

↑これで、やっとです。これでも長すぎるくらいです。

長文読解の入り口が苦にならないレベルに言語化する。

それは、目標を細分化し、「すべきこと」は明確にさせるということ。

でも、やる気にならなければ目標にする意味がないので、取り組みやすい目標を見つけましょう。

つまり、

入口を広く、方法は狭く。

ということです。

私は、こういった小さなすぐに到達できる目標を2週間ごとに設定して、様々な試験に受かってきました。

取り組みたくなるような目標を見つけるって、けっこう頭を使うんです。

暑い毎日が続いていますが、皆さんも目標に向かって前進してくださいね。

自分のブランドを確立させ、自分のcompetitive advantageを高めることが、英語上達のカギである理由。

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

英語上達に絶対必要な:①ブランド と ②競争優位性 をご紹介します。

①Branding(=ブランド

「ブランド(brand)」の語源は、昔のケルト語で「焼印をつける」という意味の 「brandr(ブランドル)」です。

昔の人は、多くが牛を飼っていたので、自分の牛のお尻に「これは自分の牛だ」と分かるような焼印を押して、「この牛は、〇〇さんの牛だ」とすぐに分かるようにしたのです。

brandr ☛ burned(焼く)☛ brand(ブランド)と変化しました。

つまり、

パッと見ただけで、他と区別できるもの

であることが、ブランドの絶対条件になります。

②Competitive advantage

(=競争優位性)

単に「他と違うこと」「他者と区別すること」が目的なら、

「個性」

でいいのですが、なぜ「個性」ではなく「ブランド」と呼ぶかというと、

商売 お金 ビジネス 市場で生き残ること
仕事 昇進 自己の成長 
利益の確保 メリット 楽に生活すること 

有意義に感じる 幸せ 達成感

など、ヒトが幸せを感じるために必要な要素が関係するからです。

社会の中で生活する以上、狩人をして、川の水を飲んでいるだけでは、暮らしていけません。

他者にはない自分の強みを打ち出すことで、自分だけの強みを打ち出すことで、社会の中で幸せと感じながら暮らしていくことができるのです。

「個性」なら十人十色あってOKですが、「ブランド」は、上記の「商売」「市場で生き残る」といったものが関係してきます。

そのため、単に「他と違えば良い」のではなく、「他者よりも優れているなにか」「他より優位に立てるスキルや能力」が必要になります。これが、2つ目のCompetitive advantage(=競争優位性)です。

なぜ、これら2つが大切なのか?

①ブランド と ②競争優位性 という2つを意識して英語を勉強することはとても大切です。

小さいころから英語を勉強する人は、何百万、何千万といます。

キレイな発音ができる、日常会話ができる、スラスラと長文を読める、だけでは競争優位が確立できないのです。

自分が今いる生活圏内で、自分の存在を確立させるには、どういうブランドが必要か?

英語で値段が交渉できるスキルでしょうか。

外国人が面接官の英語面接を、切り抜けるスキルでしょうか。

好意を抱く外国人を口説くスキルでしょうか。

自分が必要とする「英語」の分野を改めて考えてほしいのです。

「他人」ではなく、「自分」がそのポジションをゲットするために、払う努力 ― これが、自分のブランドの確立であり、競争優位を高めることにつながるのです。

そして、これが英語力強化への第一歩なのです。

外国人は・・・

自分のブランド(=self-branding
競争優位の確立(=establishing own competitive advantage)
付加価値(=added value

というテーマが大好きです。

自分の「個性」より「他者より優れた自分のスキル」とかいったものを、マジで大事にするからです。

そこに、文化の違いが表れているといっても、過言ではありません。

こういう、競争とか、他者より優位に・・という考え方、好きではありませんか?

そういう生半可なことを言っていると、英語が上手くならないですよ。

「180人」→オリンピックに関する数値です。何の数値でしょうか。

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

180人という数字、これは何の数値でしょうか。

メダルを取った選手の数でも、選手村で働いた人の人数でもありません。

答え:

オリンピック選手のうち、自分が「LGBTQのアスリート」であることを公言した人の人数です。

【東京五輪】「チームLGBTQ」のメダル獲得数は22、世界8位に

実は、LGBTQ選手のオリンピック競技参加は、リオ大会でもかなり話題になっていました。

日本では、ほとんど話題にも上っていませんでしたが。

英語の記事でも、読んでおきましょう。

There are more LGBTQ Olympic athletes than ever, and they want everyone to know it

※こちらでは、181人ではなく、181人となっています。

In London, they were just 23. In Rio, 56.
(=ロンドンではたった23人、リオでは56人という人数だった。)

In Tokyo, there are at least 181 publicly out gay, lesbian, bisexual, transgender, queer and gender-nonconforming athletes.
(=東京オリンピックでは少なくとも181人のLGBTQがいた。)

ここで、LGBTQ内の様々な表現をおさらいしておきましょう:

gay=ゲイ
lesbian=レズビアン
bisexual=バイセクシャル
transgender=トランスジェンダー
queer=同性愛者
bisexual=バイセクシュアル
GID=gender identity disorder=性同一性障害
gender-nonconforming=ジェンダーノンコンフォーミング=性に関する旧来の固定観念に合致しない人。同性愛、両性愛、トランスジェンダー、性同一性障害の人などを包括した概念。

「1.1%」→コロナワクチンに関する数字です。ワクチン接種の英語表現も覚えましょう。

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

皆さんは、ワクチン接種、いつごろの予定ですか?

予約画面がずっとクルクル回って、まったく予約できない・・・と言うのを、あちこちで聞きます。

今日の「1.1%」という数値も、それに関連しています:

答え:

低所得国で、1回でも接種を受けることができた人の割合です。

元のデータは、ココから:

Coronavirus (COVID-19) Vaccinations – Statistics and Research

画像1

29.9% of the world population has received at least one dose of a COVID-19 vaccine, and 15.4% is fully vaccinated.
(=世界人口の29.9%がCOVID-19ワクチンを少なくとも1回接種し、15.4%がワクチン接種済み。)

4.43 billion doses have been administered globally, and 39.99 million are now administered each day.
(=全世界で44億3000万回投与され、現在では毎日3999万回投与されている。)

Only 1.1% of people in low-income countries have received at least one dose.
(=低所得国で、少なくとも1回の接種を受けた人はわずか1.1%。)

(現時点、8月9日時点のデータ。)

貧富の格差とか、所得格差とか、ジニ係数とか、いろいろ言われていますが、この数値を見ると、明らかだと思いませんか?

↑ ウェブサイトには、国別の接種率もありますので、時間のあるときに見てみてください。

注意:「ワクチン接種」は色んな英語の表現があります。

すべて、ほとんど同じ意味になります:
get vaccinated
 = ワクチン接種を受ける
get administered with vaccine = ワクチン接種を受ける
get an inoculation = 接種を受ける 
get treated with a vaccine = ワクチンを受ける
receive a vaccine shot = ワクチン注射を受ける
receive a dose of a COVID-19 vaccine = コロナワクチンの接種を受ける

0.354→なんの数値でしょうか?この数値から言える、ニューノーマルな社会に必要なことを考えよう

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

本日の「0.354」は何の数値でしょうか。

答え:「コロナ」と「所得格差」の相関関係です:

画像1

↑ X軸=ジニ係数(所得格差の係数。0に近づくほど平等、1に近づくほど不平等で格差が大きい)、Y軸=100,000人当りのコロナ死者数

出所:https://twitter.com/youyanggu/status/1407418434955005955

これを調べた、Youyang Guという人は、Data scientist(=データ・サイエンティスト)で、コロナに関する様々なデータを紹介しています:

About covid19-projections.comAbout covid19-projections.com – COVID-19 Projections Using Machine Learning

どういう条件下で、コロナ感染した人が亡くなってしまう可能性が高いのか、ありとあやゆる指標を検証したそうです。

最終的にたどり着いたのが、この「所得格差」の指数でした。

考えてみれば、確かに、平等さを追求する北欧諸国を含めた国々では、そんなに規制してなくても死者数が増加しなかったのに対して、貧富の格差が激しいイギリスでは爆発的に増えてしまいました。

同じアメリカ国内でも、そんなに貧富の差が激しくないフロリダより、貧富の差が雲泥のニューヨークがはるかに死者数が多かったのです。

お年寄りの方が感染確率が高いと言われていましたが、ジニ係数が比較的低い日本は後期高齢者の割合がとても高いのにそんなに死者が出ませんでした。

実際の現場や実務では、0.354という相関は、実は非常に高いのです。

グラフを見てもそれが分かると思います。彼のTwitterです:

画像2

注目してもらいたいのは、「格差」が関係しているのであって、「収入」は関係していないということです。

Why have some places suffered more covid-19 deaths than others?

これには、様々な理由があります。

↑こちらの記事を抜粋すると、主な理由は3つ:

1)Pre-existing health(=もともと存在していた健康状態=基礎疾患)

所得が低い人のほうが基礎疾患にかかっている率が高いと言われます。

そして、もともとリッチな人の所得が100円上がったときの健康状態の改善より、もともと貧しい人の所得が100円下がったときの健康状態の悪化が多きいため、このようになると言われます。

2)Workplace relations(=働く環境)

不公平度合が少ない国では、労働者が交渉力が強いため、雇用主に働く環境の改善を求めやすい、つまり感染しやすい状況を回避できる可能性が高いということです。

3)Social capital(=社会資本)

所得格差が大きい国のほうが、他人に対する不信感が強く、地位式的な活動もあまり行われないため、そういった地域では「自主隔離」「マスク」といった、個人レベルでできる行動をあまり行わない、と言われています。

結果的に、死者数が高くなる、というのは、興味深いと思いませんか。

貧富の差が、如実に病気にまで影響を与えるのです。

これは、今後のNew Normalな社会構築を考える上で、とても考えさせられます。

1.5万人→これまでの死者数を振り返り、様々な社会問題のマグニチュードの感覚を失わないことの大切さ

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

昨日は、広島原爆の日でした。

さて、皆さん、

現時点での、コロナ死亡者数は、約1.5万人です:

画像1

出典:https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html

ところで、

広島原爆で何人の方がお亡くなりになったでしょうか?

答え:15万人

広島にいた+30万人の50%がその日のうちに亡くなられました。

出典:https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/48/9400.html

長崎原爆で亡くなられた人数は?

答え:7万3千人

長崎にいた約3分の1がその日のうちに亡くなられました。

出典:https://nagasakipeace.jp/content/files/minimini/japanese/j_gaiyou.pdf

2時間焼夷弾を下町に浴びせ続けた東京大空襲の死者数は?

答え:10万人

出典:https://tokyo-sensai.net/about/tokyoraids/

沖縄に住む4人に1人が亡くなった、沖縄戦の死者数は?

答え:12万人

出典:https://www.city.okinawa.okinawa.jp/heiwanohi/2524

さて、現時点で、

アメリカで、コロナに感染して亡くなった人数は?

答え:61万人です。

もちろん、戦争とコロナの犠牲者を単純に比較できません。

ですが、こうした数字を見ることで、アメリカのコロナの深刻さが、分かると思います。

これ以上、死者が出ないように、祈るばかりです。

少し前の記事ですが、数字を比較した記事が出ていました。

お時間のあるときに、読んでみてください:

More Americans have now died from COVID-19 than the number of US troops killed during World War II