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日本人はなかなか本を読んでいない。みんな、本を読んでる?

オーストラリアに数年生活して、日本に帰国したとき、一番ビックリしたことはなに?と聞かれるけど、恐らくコレ:

電車に乗ってる人が本をあまり読んでいなかったこと。

今でこそ、携帯をイジッている人が多いけど、海外では、結構な人が活字を読んでいる。(今は、タブレットの比率が増えているかも。)

でも、結構文字がいっぱい詰まった本を読んでいる外国人が多いことに気づく。

日本では、新聞や啓発本を読んでいる人はいるけれども、ちゃんとした本を読んでいる人、あんまり見かけないような気がする。

(あなたが、活字を毎日読む人であるなら、ゴメンナサイ)

データを一つ紹介しよう:

一か月に最低3冊本を読む人の割合は「年収1,500万円以上」だと4割以上、「300~500 万円未満」だと22.6%。つまり、年収が高い層の人は低い層より、約1.8倍も本を読んでいることになる。(出版文化産業振興財団2009年データ)

似たようなデータを英語でも読みたい人は、コチラ:

College graduates especially likely to read books in a variety of formats

(タイトル=「大卒は様々な形での読書をより好む傾向あり」)

いっぱいお金を稼げる人は頭がイイから、本を早く読めるだけだろ!と思った?

だが、読む本の量と、収入や成績は、驚くほど比例する、という数字がどの国からも発表されている。

それにしても、電車やバスで日本人が読んでいる「本」の半分以上は、英会話か英文法の本なのは、どうしてだろう?