自分探しが流行った昨今。
自分探しは、英語で、色々表現できる。
self-searching, soul-searching
※self = 自己、soul = 魂finding oneself = 自分を見つけること(動名詞)
これは外国人でもするの?と思っている、あなた。
だいぶ、ネットサーチしてみたけど、「自分探し」ほどアバウトなコトバは、さすがに英語にはない。
上記の”finding oneself“も、特定の状況、特定のタイプの人間、という限定版のものが多い。
また、「自分探し」という行為そのものより、「自分探し」をすることで達成されるべきことにフォーカスが当たっているような気がする。
例えば、こんな感じ:
The best way to find yourself is to lose yourself in the service of others.(=自分を見つけるベストな方法は、他人へのサービスに自分を没頭させること。)
Don’t spend all of your time trying to FIND yourself. Spend your time CREATING yourself into a person that you’ll be proud of.(=自分を見つけようと時間を全部使ってしまわないで。自分が誇りを持てる人に慣れる自分になるよう時間を使って。)
Finding yourself means being more aware of the person who you are, and accepting of your feelings, thoughts, personality, goals, and dreams.(=自分を見つけるとは、自分が何者かに気づくこと、そして、自分の感情や考え、性格、ゴール、夢といったものを受容すること。)
彼氏に、自分の悩みを打ち明ける女性が、解決策を提示されて、「そんな解決案をききたくて、相談してるわけじゃないのに!」って怒るドラマのシーンをよく見るが、私はこのシーンを見ると、この男性は、外国人みたいだな、とよく思う。
いずれにせよ、「自分探し」=”finding oneself”だけど、それを受け取った人間が、同じニュアンスで受け取るとは限らないからね。