日本語を勉強している外国人と、話したことある?
そのカタコトな日本語を聞くと、
「日本語ってホントに難しいんだなぁ」
と思う。
どんなにペラペラと日本語を話すアメリカ人でも、一生涯ナチュラルに発音することは難しいといっても過言ではない。
大学生のころ、英語圏の女の子に日本語を教える機会があった。そのとき、文法の質問には答えられたけど、文法以外の質問には、正直どれにも答えられなかった。
1)日本語には文章の最初に主語がないことが多い。どうやって誰のことか分かるの?
う~ん、なんとなく。
話の流れ?
だから、たまに間違えてる人、いるよね、会話してて。
2)日本語はなんで動詞を一番最後に言うまで永遠とOが長いのに、日本人は覚えていられるの?
この質問の意味:英語はSVOだけど、日本語はSOV。だから、
「彼は、O=<とても髪が長いけど、痩せていて、スタイリッシュで、なおかつ頭が良いけど、それを自慢しない、目が細い女の子が>好き」
と<O>の箇所を長~くしても文章が成立する。彼女曰く、まず
「彼は、女の子が好き。どんな子か言うと・・・」
という文章のほうがハッキリしていてわかりやすい、というのだ。
その通り。知らん、としか答えようがなかったw
3)同じ発音で違う漢字がやたらと多いけど、どうやって覚えるの?
タコと凧、優良と有料、回顧と解雇。
ま、挙げるときりがない。
英語にもある。でも、そんなにはない。
knightとnight、sightとsite、みたいなもの。
でも、単純な単語だけだから、会話の中ですぐに分かるらしい。
ま、日本人も会話の流れですぐどっちか分かるよ、って言ったけど。
あんまり、プロフェッショナルな答えではないね。
と、後で反省。
発音の種類があんまりないことにも起因しているのかもしれない。
アルファベットという26文字しかない代わりに、発音の仕方は何通りもあるって、さすが、会話で自分の主張を押し通す文化だけあるね。
だから、英語人が日本語を勉強するより、日本人が英語を勉強するほうがカンタンだと思う。
漢字と平仮名、カタカナ、という様々な多文化の言語を使いこなしている民族もそうそういないのだから。
だから、自信をもって、英語を勉強しよう!