裸を見るとやたら卑猥なものを想像してしまう、というあなた。
そんなこと言っていたら、英語を話す人たちの気持ちは理解できないよ。
というのも:
Renaissance = ルネサンス=よく「文芸復興」と訳されるが、14~16世紀に、全ヨーロッパで広がった芸術・学術の革命、を指す。
とよく言われるが、とどのつまり、Renaissanceとは、これまでの価値観を見直そう!となり、過去にあった、偉大なギリシャやローマの文明にあった文化をもう一度見直そう!ということになった。
以前のギリシャとかローマの文明って、日本人が「明治維新が大好き!」よりも、西洋人はもっとずっと好き。
ギリシャとかローマの文明では、色々着飾るより、人間は裸が一番美しい!という文化だった。
その後の、中世時代では、キリスト教の価値観が花咲いたため、裸体を描くことを禁止していたキリスト教に抵抗する動きで、ルネサンス文明が花開いたのである。
こんなにキリスト教という宗教が密接につながった文化で、キリスト教から離れよう離れようとする動きが花開いた、ということ。
日本は仏教や神道の国かもしれないけど、これらを全否定するような歴史は、これまであった?そう考えると、いかに「宗教」が英語圏で大きな地位を占めているか、分かる。
そういう視点から、英語を見てみると、意外に難しく見える単語がすっと頭に入ってくるよ。