Responsibility = 責任
はみんな知ってるいる単語。
最近は、リスポンシビリティってカタカナも見かけるようになった。
でも、この言葉の語源を知ってる?
Responsibility = respond(答える、応じる)+ability(能力)
という二つの単語を合わせたコトバなのだ。
先日、オリンピック会長の座を降りた森 喜朗氏について、
「あんなにこれまで頑張ってきたのに、可哀そう」
「ちょっと、厳しすぎたんじゃない?」
「彼も、よく失言はするけど、、でも、色々頑張ってきた人だし」
なんて声をたくさんネットで読んだ。
だが。
この単語、responsibilityの意味合いを考えると、これがナンセンスであることが分かる。
「何かの仕事を果たす責任」だけが、Responsbilityではなくて、そこには、「その地位に見合った応じ方をすること」も、責任に入るのだ。
そう考えると、あんなコメントを公の場でしたこと、その後の謝罪会見でも、自分を批判する人がたくさんいる、と恨み節を語っていたこと、これらを見ると、彼が自分の責任、ポジションについて、正しい応じ方をしたと、思える?
10年前の地震に対する政府の対応も、正しい応じ方だったと、言える?
そういう視点から、Responsbilityというコトバの意味を今一度考えてみよう。