英語で、数学のことをマスマティックスと言う:
Mathematics = 数学
この語源の”mathema” =マテマ(ギリシャ語)には、「学ぶべきもの」という意味がある。
実は、数学、哲学、音楽などの、基本的な中心的な学問を、人まとめにして、マテーマタ(人が学ぶべきもの)と呼ばれていたのである。
つまり、数学=人が学ぶべき教養的な学問、と考えられていたのである。
なぜ、数学がそんな大切な地位に置かれていたかって?
それは、人生をより良く生きるためのツールと考えられたからだ。
例えば、放物線(Xに二乗するやつですよ)は、ギリシャ時代に戦争で、いかに石を遠くに投げて、敵陣に当たるか、というのが主眼にしてできた学問だった。
抽象的に思える数学も、もとをたどると、生活に深く根差したものなのである!
ということを考えると、今、勉強している数学や統計は、人生どこかで、役に立つと思えるかな?
実際、会社のトップ経営者は、大方理系が多いっていうデータもあるくらいだよ。
学校で勉強することは、生活にすぐに役に立たないからって捨てないでね。