こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。
昨日のドラゴン桜から。
リスニングの「シャドーイング」や「歌」からリスニングを勉強する、そんなこと知ってるよ~と、多くの方が思ったと思います。
実は、今回注目してほしいフレーズは、こちら:
①喋れないことを聞き取ることはできない。
②「適当」と「物まね」をカギに、英語を話す人に「なりきる」こと。
恥ずかしがらずに、英語を話す自分になりきること。
というのは、どうも多くの日本人にとっていつまでも大きな壁らしい。
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これはなぜなのか、ずっと考えていたんですが、
「私が、英語を話せるなんて・・」
という気持ちと
「英語を話すのはカッコいい」
という気持ちが入り混じっているのかなぁと、考えてみました。
英語のテキストや、TOEICの試験、ラジオ、TVそれらで聴いたり見たりする英語は、どれも「カンペキな英語」です。でも、実際の英語って、結構みんな間違っているんですよ。
ネイティブがこんな単純な文法を知らないんだ、みたいなことがしょっちゅうあります。
中学一年のとき、私も英語の伸び悩みで悩んでいました(@カナダ)。
ある日、ネイティブの子が私になにかボソボソと話していて、去って行ったあと、私の英語の個別指導の先生が、私のところにきて、そっと
「彼女が言ってた、”〇〇”っていう英語、あれ、間違い。
マネしたらダメですよ」
と言いにきてくれたのです。
これは、私に大きな自信を与えました。
しばらく後に、英語の文法のテストがあり、ネイティブのクラス(20人くらいのクラス)で、私、一位だったんです。一人だけ満点でした。
いえいえ、決して自慢ではないです。
それくらい、ネイティブは英語の文法が分かってません。
若い子の日本語聞いて、その日本語はおかしいよ~って思うとき、ありません?あれと同じです。元々の国籍が外国の人が多い北米では、英語の知識がそもそも欠けているヒトが多いんです。
皆さんも自分の英語に自信をもってください。手持ちの英語で英会話はいくらでもできるんです。