スグリンガル英語学校のAsukaです。
こんな衝撃的な研究結果が発表されています:
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米大学調査「コロナ前後で乳幼児の認知機能が20%低下」 マスクの影響か
異例の受験シーズンが到来した。聞こえるのはオミクロン株の感染拡大による学級閉鎖や、感染や濃厚接触の隔離で試験が受けられないのではないかという不安の声ばかり。運営側も受験会場の感染対策や追試日の設定に追われる。 混乱の中で実施された今年の大学入学共通テストでは、「数学I・数学A」の平均点が昨年より20点も下がった。例年より問題が難しかったという指摘もあるが、予備校関係者からは「新型コロナの影響で受験生のレベルが下がったのでは」との声が漏れる。 繰り返された緊急事態宣言やまん延防止等重点措置で学校や予...
新型コロナのパンデミック中(2020~2021年)に生まれた乳幼児の平均スコアは、パンデミック前に生まれた乳幼児と比べて、成績が約20%低下した、という内容です。
下で、原文も読んでみましょう:
※タイトルにある”cognitive“は、「認知」の意味です。
※cognitive skills = 認知スキル、つまり、脳が考えたり、新しいことを学習したりする能力のことです。「知能検査で測定できる能力」と言われたりもしますが、要はIQで測れる知的能力を意味します。
マスクが原因で、「自然な呼吸ができなくなる」ことが原因なのか、「目、鼻、口を見て、喜怒哀楽を学ぶ」ことが難しくなることが原因なのか、よく分かっていませんが、
マスクをしない状態が、いかに幼児の発育、教育に重要な影響を及ぼすのか、よく分かると思います。
海外で発表された論文ですので、日本でこれが100%当てはまるかと言われれば、異なる言語・文化によって与える影響も少しは変わってくるかと思います。
ですが、英語圏の国で発表されたということは、少なくとも、英語の文化圏においては、目や鼻、口といった、顔の表情が会話に大きく影響するということがお分かりいただけるかと思います。
皆さんは、英語の学習で、口や目を大きく動かしながら、英語を学んでいますか?
大人はCognitive skillsなんて関係ない!と思われますか。
実はそんなことはないんですよ。
少し恥ずかしいかもしれませんが、ネイティブのように「やや大げさに」表情を出している人のほうが、英語が早く上達するというデータもあります。英語を学んでいる方は、是非トライしてみてください。