長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

GWに突入しましたが、今年も昨年と同じく、コロナが収まっておらず、悶々とした日々を過ごしていませんか？

ところで、日本は、祝日の日数が、世界の中でもトップ３に入る国、って知っていましたか？

【2020年の祝日】日本は休みが少ない？世界と日本の祝日を比較！

↑　しっかり、英語訳へのリンクも入っています。

へぇ～、日本人が一番残業時間とか有給休暇の消化日数が少ないから、日本の祝日って少ないと思ってた、とよく言われます。

実は、「祝日」という国民全体がお休みの日が多いのも、日本人の

「上司が休んでいないから、自分も休みがとりにくい」

「有休をとりずらい」

「残業が多い」

という傾向につながっていると、私は感じていました。

あれ？案外海外の人はマジメなの？と思った方。

いえいえ。

海外の企業は、一年間に与えられる祝日の日数がそもそも多いんです。

フランスなんて、40日くらい（！！）の有給休暇が与えられて、1.5カ月くらい夏は避暑地で過ごす、という人も多いんです。すごいでしょ？

だから、外資系企業で働くころ、海外支社の担当者にメールしたら、「〇〇までお休みなので、返事がきません」という自動メッセージが返ってくることがざらでした。

国民全体で休みを取らず、自主的に自分の取りたいときに取りたいだけ休む、外国人。

ここにも、

「自主性」を育む外国　vs. 「全体主義」を好む日本

という構図が見えてくると感じるのですが、皆さんはいかが思いますか？

ところで、せっかくのまとまった休み。あえて外出しないでと言われているんですから、自宅で机に向かって生産的なことをなにかしてみましょう。

私は毎年、「GW」は、まとまった仕事や勉強をする週と決めています。

「まとまった仕事や勉強」と言っても、まわりには内緒にしています。

なぜか？

それは、GWから帰ってきた同僚・もしくは先生を、あっと言わせたいからです。

うわっ！休みの日にこんなこと、してたんだ！と相手が狼狽するところを見たいという気持ち一心です。（☞ちょっと、性格が悪いですがｗ）

ちょうど、口にどんぐりをため込んでいざ冬になったら、山のように積まれたどんぐりを目の前にほくそ笑んでいるリスのようです。

そんな、サプライズ（しかも、自分が優越感にひたれるサプライズ）が大好きなところも、外国の教育に育まれた私の一側面なのかもしれません。