長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。
小学生のとき、英語をかじっていた私は、ラジオの英会話講座に大変お世話になりました。
そのときよく聞いていたのが、杉田 敏(さとし)先生の、「実践ビジネス英語」講座。あの当時は、難しすぎてついていけなかったけど、
いつかこんな感じで英語を教えられたらいいな、
と、よく思ったものです。
杉田先生も、私たちの多くと同じく、国際ビジネスというサバイバル・ゲームの中、四苦八苦しながら英語を習得された一人です。
その杉田先生が、断言する、英語の習得方法に、
「ネイティブの人が使う細かい表現や言葉遣いは、日本の教科書には書いていない。」
という点です。
大体、
“Hello! How are you?“
“I am fine, thank you. And you?“
なんて会話、ハリウッドの映画で観たことありますか?
ハッキリ言いましょう。
外国人は、上記のような、会話しません。
私もしたことありません。
みなさんも、日本語で
「こんにちは、お元気ですか?」
「私は元気です。あなたは?」
って言ったこと、人生で何回ありますか?
なにかの販売訪問でしか、聞いたことのないフレーズなのです。
だから、ホントは海外に住んでほしい。滞在してほしい。
でも、その時間も余裕もお金もない・・
という人が多いので、それを補うための、本や映画やニュースやラジオをお勧めするのです。
そのため、「補う」ためが理由なので、どれくらいインプットが必要か、想像できますよね?
前述の杉田先生は、当時は便利な動画なんてなかったから、教会に行って、牧師に話しかけていたそうです。
それくらいのアクションがないと、英語で会話はやっぱり難しいのです。
さあ、立ち上がるんだ、諸君!