岸田氏が、新しい自民党総裁に就任しました。
「穏健」で「安定」の岸田総裁誕生にホッとしてるけど「無茶」な河野氏や「保守」の高市氏を選ばなかったことを後悔してませんか
↑この記事でも、書かれていますが、「無茶」な河野氏や「保守」の高市氏を選ばずに、(しかも河野氏のほうが世論の支持は圧倒的だったのに)、
「無難」な岸田氏を選択した結果になりました。
日本人らしいと言えば、日本人らしいのですが。
これを、海外のメディアはどう反応しているか見たくないですか。
こちらは、海外大手のフィナンシャル・タイム紙:
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(新しい記事なので、タイトルが見えません。「‘Mr status quo’ Fumio Kishida」でGoogle検索していただき、トップのニュースを選択していただくと、中身が一部見えます。)
Google検索はこちらから:
‘Mr status quo’と呼ばれています。
これは、かなりの皮肉な用語です。
“Status quo“=ラテン語で「現状維持」を表します。
“He prefers to maintain the status quo.“(=彼は、現状維持派だ。)
という使われ方をするのですが、どんな文章に使われるときも、ポジティブな意味合いを持ちません。それが代名詞になるくらい、変化や革新を好まない現状維持派の人物として、受け止められています。
そう呼ばれる理由が、記事の中にたくさん出てきます:
“The ruling Liberal Democratic party staked its future on stability instead of gambling on a new generation of leaders.“(=与党自民党は、新しい世代となるはずだった指導者に賭けるのではなく、安定に未来を賭けた。)
“Kishida is expected to bring policy continuity and predictability.“(=岸田氏は政策を継続させ、予見しやすい政策をもたらすと期待されている。)
株式市場が、これに期待をしていないことは、次の文章からも分かると思います:
“Japan’s benchmark Topic index, which jumped to a 30-year high in the days that followed Suga’s resignation, dropped 2.1 per cent on Wednesday after it became clear that Kishida would be the next prime minister.“(=菅氏の辞任後に30年ぶりの高水準となった日本のTOPIX指数は、岸田氏の次期首相就任が確実になった後、2.1%下落した。)
海外のニュースをいち早く読んでおくと、国内・海外の動きがすぐに分かりますね。
かなり期待されていない岸田氏ですが。
ま、菅氏のときは、辞めただけで株価が上がるくらいですから、マシではあるのかもしれません。本当に、「国民のために働く」のは難しいことです。
皆さんは、どうお感じになられましたでしょうか。