日本の賃金の伸びが低いことが著しい問題になっている:
賃金の伸びが低すぎる…メディアや日銀が理解していない「日本のヤバい現実」
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ここにあるグラフを一つ紹介:
Japanはどこにある・・・?
いちばーん、左下。
これ、どういうことかわかる?
これは、名目賃金の増加率(X)と実質賃金の増加率(Y)をとったグラフ。
名目賃金=そのままの賃金。
例えば、あなたの年収が500万から600万に上がったら、20%ということになる。全国民のこの20%を取ったもの。
=Nominal wage
実質賃金=名目賃金から、インフレ率を取った賃金。
例えば、あなたの年収が500万でもインフレ10%だったら、実質上の賃金は500*(0.9)=450万になる。翌年の年収が600万になってもインフレ20%になったら、600*(0.8)=480万に。
つまり、名目賃金は500から600に増加しても、実質賃金は450から480へ、6%くらいしかアップしていない!
= Real wage
つまり、そもそも実質上の年収なんて全然上がってないけど、インフレ率加味しても、この30年全然上がってないじゃん、っていうのが日本。
そして、悲しいことに、これは日本だけ。
他の先進国見てみ。
Ireland(アイルランド)とかNorway(ノルウェー)に至っては、半分で割った赤点線より上だから、実質上、名目より上がってる!
こんな中、今後の日本人ワーカーはどうすべきか?
自分から仕事を取ってくるような仕事スタイルにならざるを得ないだろう。
だって、じっとして、同じ会社にいたって給料増えないんだから。
給料上がらなくったって同じ金額ずっともらえればいいや、と思っているそこのあなた。
あまーい。
今後、インフレがきたり、景気落ち込み、地震・津波など自然災害、など、想像できる予期せぬことなんて、たくさんある。それらがきても、同じ金額でいいの?
しかも毎年仕事した分、仕事内容も慣れてくるし、仕事も早くなってくるのに?
毎年、老けていって、若いころより働けなくなるから、同じ仕事量でも年収が上がるか、仕事量を減らして同じ金額か、くらいじゃないと、仕事をやる気にならない~って思わない?
どうやって、自分に仕事をとってくるかーこの観点から、仕事を見つめなおす時期に来ていると思う。