長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。
GWが終わりどっと疲れが出る人は、「5月病」という状態に陥っているそうです。全体で23.3%が5月病になったことが「ある」と回答するくらいだから、結構みんな経験したことがあるのではないでしょうか。
「5月病」を検索すると、こんな英語人への説明を見つけました:
Commonly known as gogatsubyo, or May sickness, the condition is characterized as a temporary adjustment disorder that typically passes after a few months.
うわっ、こんな難しい説明をしてるの、と思った、皆さん。
いえいえ、難しくないのです。
「5月病」は、期間が5月だけって区切られた症状(temporary=一時的な)、数か月限定(few months)、病=sickness、っていうのが分かっていれば、簡単です。
それらを太字ハイライトにしてみました:
Commonly known as gogatsubyo, or May sickness, the condition is characterized as a temporary adjustment disorder that typically passes after a few months.
ほら、こんな感じです。簡単でしょ?
残りは、Be動詞か一般動詞あたりの文章が分かればいいんです。
この場合isがあるから、この前後を見てみましょう。
カタカナで理解できるところは、カナカナで理解する。
すると:
the condition is characterized as a temporary adjustment disorder.(=このコンディションは一時的な適応障害として特徴づけられる。)
この文章だけが大切なんです。
characterized as… = …と特徴づけられる
disorder = 適応障害
という単語は、ちょっと聞き慣れないかもしれません。
でも、この二つの単語さえ、抑えられれば、長文読解なんて、朝飯前なんです。
英語の長文が読めない、と思っている人は、大概食わず嫌いの人。
でも、嫌いと思うくらい、勉強してきた証拠なので、コツさえつかめれば、すぐに読めるようになりますよ。