眞子さまの結婚報道が、「駆け落ち婚」と呼ばれています:
眞子さま「駆け落ち婚」であらためて見えた、小室母子の信じられない「非常識さ」
授かり婚、週末婚、友達婚
など、さまざまな『〇〇婚』ネーミングを見るたびに、
日本語ってホントに便利なコトバだなぁと感じます。
とにかく気づいた名詞や形容詞、その時代の旬なコトバに「婚」を付けるだけで成立してしまう単語なんて、英語にはそうそうありません。
駆け落ちって、英語でなんて言うか、知ってますか?
『駆け落ち』で辞書を引くと、こんな単語が出てくるはずです:
駆け落ち=elopement
私も一瞬、あぁ、こんな英語だっけ?と思ってしまいました。
elopement wedding = 駆け落ち婚
あぁ、確かにそう言うねぇ、と思い出すのに、時間がかかりました。
でも、いわゆるドラマで考えるような、親から反対されて親戚に黙ってするような『駆け落ち婚』ではなく、内縁の結婚式という意味が強いんです:
What is an Elopement Wedding? – Simply Eloped
↓
“An elopement wedding is typically thought of as running away without telling friends or family, but that definition has changed over time. now, an elopement wedding means that you are tying the knot and celebrating with just yourselves or a small gathering in a minimal, more casual fashion.“
=「駆け落ち式は、友人や家族に告げずに逃げ出すことと一般的に考えられているが、その定義は時とともに変わってきている。今では、結婚を自分たちだけで祝うこと、あるいは小さな集まりを最小限のカジュアルな方法で祝うことを指す。」
※tie the knot = 結婚する
※ドラマなどで言う「駆け落ち」の英語は、”runaway marriage“のような英訳になります。単に、和英辞書を開いて出てきた単語を「英訳」として使ってはダメという良い例です。
なので、この”elopement“という単語は、
眞子さまのニュースでは使われてはいません:
Japan’s Princess Mako, boyfriend to marry by yr-end, with no ceremony
こちらでも、elopementという表現が使われていません:
※£1m(=いわゆる持参金の1億5000万円のことです)を”snub“(=申し込みを断る)したというニュースが説明されています。
あぁ、眞子さま、いろんな男性をもうちょっと知っていれば、比較もできて、もっと冷静になれるのになぁ~、でも、皇族だから、そんなこと難しいだよねぇ・・