自民党総裁選挙に立候補している、岸田文雄氏の「所得倍増計画」が大きく報道されています:
自民党のメンバーが、経済の「成長」や「対策」といったものだけでなく、「分配」を強く打ち出すのは珍しいことです。
これ、海外の投資家が、かなり注目しています。
Japan PM contender Kishida targets income disparity; rival Takaichi launches bid
income disparities=所得格差
new form of capitalism=新しい資本主義
deregulation during the reform era in the early 2000s widened the gap between the haves and have-nots.=2000年初めの規制緩和改革は、持つ者(haves)と持たない者(have-nots)の差、つまり貧富の差を広げた
なぜか?
日本における、『格差拡大』や『従業員の所得伸び悩み』は、それだけみんなが注目している問題なのです。
所得格差の証拠は、たくさん集まっています:
https://note.com/embed/notes/n609c8cf5118f
↑グラフからも、
①1998年から現在まで、日本の世帯の大半が所得が伸びていない。
②高富裕層の資産・所得だけ増加している
ということがハッキリ示されています。
誰が次の自民党総裁になるかの前に、
みんながこの問題について考える時代になってほしいと思います。