英語がどれだけ話せるか否か、それは自動詞・他動詞をどれくらい使い分けているか、で決まることが多いです。
逆に言うと、自動詞・他動詞の感覚が分かった瞬間から、英語の上達スピードは飛躍的に上がります。
“I am interesting!“
と言っている時点で、あぁ、この人は、まだ他動詞の威力が分かってない人なんだなぁと思ってしまいます。
※「私、それ関心あります!」と言うとき、”I am interesting!”ではなく、”I am interested!”と言うように!(”I am interested!”=私は面白い人なのよ!、なので、決して間違えないように!失笑されます。)
考えてみれば、
文章は必ず主語(=主体となる人)から始まること、
責任の所在を必ずハッキリさせること、
だからなにか失敗や失態があったら、「誰が」それをしたのか、ハッキリさせるまで、次に進まないところ、
そういうのを考えると、他動詞・自動詞を明確にさせる英語も理解しやすいです。
だから、英語では論理の展開をやたらと重要視するのかもしれません。
他人がそれを行うのか、自分が自らその行動をとるのか、はっきりさせないと、文章自体が作られないからです。
今は残念ながら、「外では」雨が降っている。
「私は」雨が嫌いだ。
だから、「私は」今日は家にとどまる。
「私は」家に居る間、ヒマなので、「私は」本を読むことにする。
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「 」は、日本語では不要でも、英語では必ず入れる部分。いかに、英語は、主体が誰なのか、大切にする言語かが分かりますね。
“interest“というコトバも
interest = 関心を持たせる(他動詞)
という意味で、
The new invention interested all the people in the town.(=新しい発明は、町の人々すべてに興味を持たせた。)
と「人々の興味を持たせた対象(=新しい発明)」が主語になる、ということが本当に分かっていれば、
自分が興味を持たせたわけではないので、
✖ ”I am interesting!“
と言うのはおかしいと気づけるのです。