こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。
新入社員が会社に少し馴染み始めるこの時期、転職したいな~と感じる方も多いはず。
ある調査によると、転職の失敗理由の7割は「視野狭窄」が原因です。
視野狭窄とは、知識や考え方が狭くなっている状態。「下調べが不十分であった」、「給与アップだけにひかれた」、「将来的なビジョンがなかった」など、物事の全体を見て判断していないため、失敗することがほとんどなんだそうです。
視野狭窄=narrower visual field, narrow-mindedness
※narrower visual field = 直訳。「視野が狭い」ということ。
※narrow-mindedness = 意訳。考え方が狭いということ。
私自身も(実は10回!)転職を経験し、この「視野狭窄」は何度も経験済みです。
ただし、視野狭窄にならない転職もありません。
全部を分かって転職するなんて、神様じゃない限りわかりません。
結婚だって、人生最大のギャンブルと言われますが、
転職だって、人生のギャンブルなんです。
だから、想像してなかったことなんて、必ず起きます。
そのとき、いかにして、それを、自分のプラスにするか、これにその人らしさやその人の能力が出てきます。
そんなものを恐れていたら、転職も結婚もできないです。
たしかにありますよね、転職後に、あぁ~あ、こんなはずじゃなかった、てこと。
私も、あります。何度経験したことか。(思い出すだけで、涙ぐめますw)
その、予期していなかったことにどう対処するかも全てひっくるめて、「転職」なんです。
今は、新入社員の3分の1が最初の3年以内に辞めるという時代。
そもそも ↑をニュースにするところが、日本だなぁと思います。
そりゃ、就職して、ココは自分に合わないな、って思うこと、しょっちゅうです。私なんか、帰国子女ですから、恐らくフツーの日本人の2倍は思ってると思います。
でも考えてみてください。
私は、3分の1で収まっていること自体が、へぇと思います。7割は3年経っても同じ会社にいるんだぁと逆に思ったくらいです。☛帰国子女的な考え方かもしれません。
そもそも「3年以内」ということは、3年で転職する人もいるってことです。
3年も経過すれば、仕事なんて大体わかってきますし、次のステップアップをしたっていいじゃん、と思うんですけどね。
こういう記事自体、同じ会社で長く働くことを前提としてます。
崩れてきている前提を前提として置かないことが、「視野狭窄」から脱却できる一つの方法なのです。
だから、転職失敗したな~と思ったら、それをバネに別の行動をとってみる(☛この「行動」が何なのか、は、私の他のnoteを読んでください)、そうすると最終的に人生成功して、「あのときのあの転職は成功だった」と思えるんです。だから、転職という一つの事象だけを取り上げて、これが「成功」か「失敗」かを判断しないでくださいね。☛こういう考えこそが、「視野狭窄」なんです。
少なくとも、自分の転職しようと思ったことが失敗だったとだけは思わないでください。