SNSで「スキ」や「いいね」をただひたすら求めたがる人が多い。
このnoteの「スキ」も決して例外ではない。
私も、「スキ」の通知が届いた最初は、とても嬉しかった。
なにも今は嬉しくない、と言っているわけではない。
ただ、求めすぎることにも要注意。
「スキ」や「いいね」ボタンのことを、英語では、”like button”とか”recommend button”と呼んでいる:
“A like button, like option, or recommend button is a feature in communication software such as social networking services, Internet forums, news websites and blogs where the user can express that they like, enjoy or support certain content.“
(=「いいね」 ボタン、 「いいね」 オプション、または 「おすすめ」 ボタンは、SNS、インターネットフォーラム、ニュースウェブサイト、ブログなどのコミュニケーションソフトウェアにおける機能。ユーザが特定のコンテンツを好み、楽しみ、またはサポートすることを表現することができる。)
これを求めたがることを、承認欲求と呼ぶ。
承認欲求=desire for approval, desire for recognition
※desire=欲求、approval=承認、recognition=認知
この承認欲求を異常に欲しがる人が、現代人には多いと言われる。
いいね!ボタンを押してもらえたときに嬉しかった感情を欲するあまり、ボタンを押してもらえなかったときの落ち込みが激しくなるそうだ。
いいね!ともらうことも大事かもしれないけど、一番大事なのは、自分が自分をいいね!と思っていること。忘れないで。
ここでも、いいね!することの危険性について、言っている:
The Power of Likes on Social Media: Friend or Foe?
タイトル:”The Power of Likes on Social Media: Friend or Foe?“(=SNSにおける、いいね!のパワーとは:友達?それとも、敵?)
いいね!を押すことで及ぼす影響が大きくなりすぎて、それが本当に敵か味方か分からなくなるくらいだ、ということを、タイトルだけでよく物語っている。