日本語には、ありとあらゆるカタカナの造語が出回っています。
それらから、英語を連想してみるのが、私の趣味です。
例えば:
1)ビズリーチ
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これは「Business + Reach」(=仕事+リーチ)からできた造語。
自分から(やりたい)仕事をつかまえていく、リーチする、という意味合いで出来たコトバ。ネーミングは上手いですね。
2)アパマンショップ
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これは「Apartment + Mansion + Shop」からきている。
ここに来たら、住む場所、アパートもマンションも探してあげますよ、ってことですね。
でも、一つ注意。英語でmansionは「どでかい豪邸」を指します。
よくビバリーヒルズとかテレビドラマで見る、アメリカの高級住宅街。ああいうのが、mansionです。日本語の「マンション」にあたる英語は、「condominium」(=コンドミニアム)か、「apartment」でOK。ちなみに、日本語の「アパート」に当たる英語はないです。
だから、ちゃんとした英語を使うなら、「アパコンショップ」になりますね(笑)。パソコンと間違われるかもですが。
3)ユニクロ
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さて、これは?
これは「Unique+Clothing」からきています。
「ユニークな衣装」ということですが、どちらかといえば、ユニークなのではなく、原色の種類が豊富な何にでも合わせられる服装だから、売れている気もしますが。
ちなみに、英語の発音の話ですが、-queで終わる単語は「ク」で発音します。フランス語あたりの語源のことが多いです。
他にも、たくさんあります。opaque(=不透明な)、antique(=アンティーク)、technique(=テクニック)などです。
こんな感じで見出していくと、会社がなにを言わんとして会社を作ったのかが良くわかるよね。